HUNTER LAING
OLD&RARE
CAOL ILA
[1990-2023] 32yo
Refill Hogshead
for BAR CASK STRENGTH
20th Anniversary
今回の一樽は、東京・六本木の名店BAR CASK STRENGTH様、同店の20周年を記念し英国ハンターレイン社の協力の下、特別なカスクサンプルの中から昨今非常に瓶詰することが叶わない、蒸留所表記の30年以上の長期熟成カリラを選定。信濃屋×BAR CASK STRENGTH様の二社でハンターレイン社のオールド&レアのブランド下でボトリング致しました。
カリラは、1846年設立のジュラ島を目前に臨むポートアスケイグに位置する蒸留所で、ゲール語で「アイラ海峡」を意味します。
昨今のウイスキーシーンの技術革新が進み、さまざまな美味しいウイスキーが誕生している中、使い古したリフィル樽による長期熟成は、正にハンターレイン社 オールド&レアの持つ伝統。
長い熟成によって織り成されるウイスキーの一体感は、時間によってのみ生み出される逸品。
32年間の熟成によって自然に度数が落ちていきながらも54.7度の度数を保ち、余韻に十分な生命力を与えています。
熟したアイラピートがもたらす複雑な表情の一片に、カリラ本来が持つ繊細な一面も垣間見え、かつてのオールドボトルの長期熟成原酒にも通じる香りや味わいは、普遍的な長期熟成のアイラモルトの堂々たる風格を備えています。
現在でも出色の出来栄えですが、瓶内変化によって、5年後10年後とゆっくりと更なる開花のポテンシャルを秘めた、素晴らしい長期アイラモルト。
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