今回、STORY TELLER 第6弾のボトリングは、ロイヤルブラックラ蒸留所の2011年蒸留原酒の2021年ボトリング、シェリーバット熟成です。
ラベルデザインは、「シンデレラ」の一場面、シンデレラが舞踏会に到着し衆目を集めている様子をあしらっています。
ロイヤルブラックラ蒸留所の創業は1812年。1835年には蒸留所として初のロイヤルワラント(王室御用達勅許状)を授けられました。現在はバカルディ社の系列となっています。
今回のロイヤルブラックラは黄昏を思わせるダークカラーに、鮮度溢れる果実感が満ち満ちているボトル。シェリーの豊かな味わいとブラックラの持つ、優美でしなやかな酒質が見事調和しています。重すぎず軽すぎない熟成感は、飲み手のタイミングを左右せず、懐深く受け入れてくれます。
待ち望んでいた舞踏会に訪れたシンデレラ。あまりの美貌に、名立たる人達の注目を一身に集めます。そんな煌びやかさと期待感に満ち溢れた夜を思わせるロイヤルブラックラをお楽しみください。
~テイスティングコメント~
香りは、控えめで上品な花の香り。アカシアハニー,サヴァラン,アーモンドミルク,リンゴバター,オレンジ,セイロンティー
口に含むと、つややかな麦の甘味。ミルクキャンディー,カスタード,レモンケーキ,タルト生地,シナモン,ピンクペッパー
フィニッシュはドライで、杏子,カスタード,きな粉,レモングラスを伴った余韻が広がる。
(Tasted by The Sixth Sense )
2018年、信濃屋ハードリカーチームの若手有志6名で結成された共同プロジェクトチーム、The Sixth Sense(シックスセンス)。
The Sixth Senseボトリングは、伝統的な信濃屋ボトルシリーズに 対して、セレクションに更なる幅を広げるために生まれた若い世代によるセレクションシリーズです。
The Sixth Senseのメンバーの刷新に合わせ立ち上げたSTORY TELLERシリーズは、ウイスキーの香りや味わいを物語になぞらえたシリーズ。
ウイスキーを「語り部」として見立て、ウイスキー自身の物語を楽しむコンセプトになっております