スコットランド産大麦を100%使用し、オロロソシェリー樽とアマローネワイン樽で熟成。オロロソシェリー樽の影響がスピリッツに力強い風味をもたらし、アカスグリ、リッチなフルーツケーキ、ローストしたコーヒー豆の香りが複雑な味わいを生み出します。
2016 年収穫のスコットランド産大麦を 100%使用し、2017 年に蒸留
熟成期間:5 年(全期間アイラ島内で熟成)
熟成樽:ファーストフィル・オロロソシェリー樽(40%)、ファーストフィル・アマローネワイン樽(16% )、セカンドフィル・アマローネワイン樽(44%)
ブルックラディ蒸留所でボトリング、ノン・チルフィルター、着色料無添加
フェノール:128.9PPM
▼オフィシャルテイスティングコメント▼
香り:レザー、プルーン、アカスグリ、モルティングされた大麦がまず前面に香り立ち、焦がしたオークと微かなシナモン、グリーンアップル、ブラックペッパーへと続く。スモークと赤い果実の波が押し寄せ、モルトとポリッジの穀物の香りがそれらをいっそう引き立てる。ピートスモークの乾いた愁いをたたえた香りに、オーク由来の焦げたヒースとパイプたばこを思わせるアロマがほのかに漂う。
味わい:ヨーロピアンオーク樽の影響が明瞭に感じられ、活力に満ちたウッディーなスパイス感、スモークしたオーク、焙煎したコーヒー豆とドライな味わいがバランスを奏でる。バーベキューの甘い芳香と砕いたブラックペッパーの風味が、リッチなフルーツケーキやドライフルーツと共に姿を現す。水を一滴加えるとスモークとワイン樽由来の果実の甘みが開き、口の中でリンゴや洋ナシのフレーバーが進化し、美しいバランスをもたらす。
フィニッシュ:フィニッシュに向けて燻した麦芽、くすぶったオーク、シーソルトが現れ、オクトモアを象徴する土っぽいスモークが余韻を残す。
ブルイックラディ
ブルイックラディ(ブルックラディ)は、1881年設立のアイラ島南部に位置する蒸留所で、ゲール語で「海辺の丘の斜面」を意味します。アイラ島のウイスキーでありながら、アードベッグやブナハーブンのようなピーティーなスタイルではなく、ピートをほとんど使わないハウススタイルで知られています。
1995年に一度閉鎖されましたが、2001年にジムマッキュワン氏らの下、再稼働。新たに生まれ変わり、革新的な試みを意欲的に行う現代のブルイックラディへと続いています。
シングルモルトの既成概念にとらわれないことで、熱狂的な人気を集めるブルックラディ蒸留所では、ノンピートのブルックラディ、ヘビーピートのポートシャーロット、世界一ピーティーなオクトモアの3種類のウイスキーが造られています。
(以上、メーカー資料より)
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