嘉之助蒸溜所のコンセプトである「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」を具現化すべく、当社独自の3基のポットスチル(銅製蒸留器)で原酒造りを行った後、各種のオーク樽で熟成を重ね、3年以上熟成させた原酒をマリッジさせたシングルモルトジャパニーズウイスキーです。
・シングルモルト嘉之助2023Limited Editionの特徴
2018~2019年にピート麦芽で仕込み、焼酎リチャーカスク・シェリーカスクにて熟成した原酒をメインに、複数の樽をヴァッティング、カスクストレングスでボトリングしました。
メローな甘さと余韻の長いスモーキーフレーバーをお楽しみください。
~テイスティングコメント~
Color: 深みのあるイエローアンバー
Nose: バナナ・カスタードクリーム・ニッキ飴・いぶりがっこ
Taste: 塩キャラメル・紅茶・八ツ橋・ブラッドオレンジ
Finish:夏みかん・花椒・焚火の香りが穏やかに続く
嘉之助蒸留所は、2018年に始動しました。
鹿児島の西岸、吹上浜沿いの約9000㎡のn広々とした敷地に建っており、各施設が点在します。
コの字型二階建ての本棟には、蒸留設備のほか、眺めのいいバーやオリジナルグッズの揃うショップが設けられています。
蒸留所のポットスチルは三基。
様々な組み合わせが可能で、スチルの容量は三段階に分けられています。
それぞれを連動させることが可能で、最初に蒸留する液量をコントロールすることで、二回蒸留や三回蒸留の使い分けができます。
また、フルーティライトタイプ&ヘビータイプなどネック、スチルの大小の組み合わせもできます。
同じ九州地方であり、同社定番品のメロー小鶴での長年の良好な関係から、洋樽製作で有名な有明産業と特別なパートナーシップを持ち、シェリー樽をはじめとした良質なカスクを手に入れることが出来る点も、日本のクラフトディスティラリーの中でも特徴的な要素の一つです。
焼酎造りを通じて得てきた同社ならではの、和のニュアンスを取り入れた、ウイスキー専業メーカーとはまた一味違う解釈でウイスキーづくりを行っている、注目のジャパニーズクラフトウイスキーです。
オーシャンビューのテイスティングルーム
「THE MELLOW BAR」
と
小正醸造/嘉之助蒸溜所 代表 小正 芳嗣 氏