英国老舗ボトラー ハンターレイン社協力の下、信濃屋向けに提供されたカスクサンプルの中から、信濃屋スピリッツバイヤー秋本、大阪・北新地 BAR MINMORE HOUSE 村上氏 、ウイスキー専門店 相葉 相葉氏の三者でテイスティングを行い、ダルモアの2000年蒸溜、22年熟成の原酒を選定、シングルカスク・カスクストレングスで瓶詰致しました。
[左)弊社バイヤー/中)相葉氏/右)村上氏]
ダルモアはボトラーズリリースがとても少なく、かつ20年以上熟成した原酒。
シェリーカスクで知られている蒸留所ですが、よりハウススタイルを感じることが出来るリフィルバーボンバレル熟成で、ボトラーズリリースならではの醍醐味を堪能できる一本。使い古したリフィル樽による長期熟成は、正にハンターレイン社オールド&レアの正に「伝統」。長い熟成によって織り成されるウイスキーの一体感は、時間によってのみ生み出される代物です。
本シリーズでの、BAR向けのリリースは世界的にも非常に稀少な一本となっております。
ダージリンティーの様な香り高く高貴な甘みが心を捉えるダルモア。
DALMORE(ダルモア)
鹿のマークがトレードマークのダルモア蒸留所は1839年設立。
ホワイト&マッカイ社が所有されており同社のブレンデッドの構成原酒として、業界の有名人リチャードパターソン氏の関係でもよく名前をあげられることもあります。
かつて第一次世界大戦時には、機雷を作るための施設としても利用されたことがあったり、サラディンボックス式を導入していた時期があったり等、ユニークな遍歴を持つ蒸留所でもあります。