英国老舗ボトラー、
ハンターレイン社の協力の下、信濃屋向けに提供されたカスクサンプルの中からテイスティングを行い、その中からバルメニャックの1990年蒸溜、31年熟成のバーボン バレル熟成原酒をシングルカスク・カスクストレングスでボトリング致しました。
同社の最高峰シリーズである、オールド&レアシリーズにて信濃屋向けに瓶詰致しました。
使い古したリフィル樽による長期熟成は、正にハンターレイン社【オールド&レア】の持つ伝統。長い熟成によって織り成されるウイスキーの一体感は、時間によってのみ生み出される代物です。
今回信濃屋でボトリングした一樽は1824年に設立され、
今年 記念すべき200周年を迎える
バルメニャック蒸溜所。
密造酒時代からの長い歴史を持ち、シングルモルトとしてのリリースがない為、ボトラーズからのリリースでこそ楽しむことが出来る蒸溜所です。
---Tasting Note ---
香りは、完熟した洋ナシ、アンデスメロン、熟した青りんご、熟成感を伴う柔らかく濃厚な麦芽風味、お香、根ショウガ、マッシュルームが重なる。
口に含むと、こなれた麦芽の柔らかい味わいが広がり、わずかにオイリー。和菓子の牛皮、ういろう、熟れた白肉メロン、乾いたオーク材、ジンジャーや西洋わさびのスパイスが広がる。
フィニッシュは、熟成感を伴いながら中国茶葉の乾いた甘さとかすかにフローラル。心地良い甘くビターな余韻が穏やかに長く続く。
ハンターレイン社。 歴史ある大御所ボトラー・旧ダグラスレイン社の元共同代表スチュワート・レイン氏が二人の息子(長男スコット氏、次男アンドリュー氏)、更には長年旧ダグラスレイン社を支えたスタッフらと共に2013年に新たに立ち上げた。
今日においては膨大なストックから厳選された質の高いボトリングは、世界中の免税マーケットでも数多く取り扱われており、蒸留所オフィシャルボトリングに次ぐと言っても過言ではないブランド価値を構築しています。
旧ダグラスレイン社の時代から主力ブランドとして長く愛される「オールド・モルト・カスク」を看板シリーズとして継承。