世界でも稀な自社栽培のアイラ産ローカルバーレイのみを使用した“100%アイラ”スタイルのグローバルリリース第13弾です。
バーボンバレル44樽のヴァッティングで、最低熟成年数は8年です。また使用されている大麦の収穫年は2012年、2013年、2014年です。世界へ13,000本の限定リリースで、日本へは462本の入荷です。
▼テイスティング・コメント▼
香りはモルトの香ばしさと共にトフィーアップル、バナナブレッドの甘いアロマや、シトラス、ラベンダー、洋梨、海風、ピートスモークが続きます。
味わいはバニラを軸にピートスモーク、キャラメル、大麦の芳ばしさやサルタナ、オークのタンニンも感じられます。
フィニッシュにパンやバター、ハチミツの味わいが加わります。
2005年、アイラ島に124年ぶりに誕生したキルホーマン蒸溜所は、19世紀のアイラ島では一般的であったファームディスティラリー(農場蒸溜所)を再現し、使用するモルトの一部を自社の畑で栽培しています。
アイラ島産ピートをたっぷりと焚き込んだフェノール値50ppmのヘビーピーテッド麦芽を、1組の極小ポットスティルで丁寧に蒸溜しています。
2020年で創業15年を越え、アイラ原酒の難局が続くなかで 世界市場でも人気の高まりを予感させ、一つの光明ともなる注目の存在です。