ラベルデザインのコンセプト
ルーツや歴史を大切に伝えていることや、言語や立場などは関係なく多くの方に楽しまれていることなどに、ウイスキーと共通する部分を感じて、シングルキャスク社のユニークな四角いボトルデザインに合うように「ステンドグラス」のデザインを採用するシリーズにしました。
今回のラベルデザインについて
今回採用しているのは、エドワード二世が埋葬されているグロスター大聖堂にあるステンドグラスです。エドワード二世は、プリンス・オブ・ウェールズの称号を初めて受けた王であり、以後イングランド・イギリスの皇太子に与えられるプリンスオブウェールズという伝統を作った人物。
ラフロイグを愛し、深い所縁を持つチャールズ皇太子(現国王)と接点を持ち、プリンスオブウェールズにつながりのあるステンドグラスを使用しております。
真ん中に、イングランド王室の象徴である獅子。そして樽の原料になる、オークの樹のはじまり、4つのどんぐりとオークの葉と枝が円く円環を造りながら取り巻いているモチーフです。
ウイスキーにもとても縁のある「どんぐり」のモチーフにも縁を感じました。 ラベルのベースカラーには、オフィシャルボトルとの共通カラーとしてこの蒸留所を想わせる緑「老竹色」 Light Porcelain Green を採用しました。
秋本勇達(信濃屋)
今後の展開について
秋本氏とは、ウイスキーイベントなどを通してお話させていただく機会が多く「偉大な先輩達からの教えていただいたウイスキーの文化を自分達の世代でも次の世代へ紡いでいきたい」という共通の思いから立ち上げた共同プロジェクトとなります。
共感していただける仲間を増やしながらリリースを続けていきたいと思っております。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
長谷川拓哉氏(麻屋商店)