「リンクウッド蒸溜所」は1821年に設立されたスペイサイド地域に位置する蒸溜所です。1971年に大改修が行われ、生産能力を3倍に向上。つくられるウイスキーのほとんどがブレンデッドウイスキー向けで、シングルモルトとしてのリリースは僅かです。
▼テイスティングコメント▼
色はペールゴールド。
グラスに注ぐと蜜を湛えた白い花、ナツメグの甘くスパイシーなアロマが広がります。空気と触れ合うことで、シャキシャキとしたスライスリンゴのアロマへと変化し、バニラや焦がし砂糖がほんのり漂います。
口に含むと温かみがあり、バニラクリームやハチミツを感じる軽やかで柔らかな味わいに細引きのペッパーがアクセントに加わり、リンゴのフルーティさが全体を包み込みます。
フィニッシュにかけてオーク、ミントの若芽がわずかに加わり、きれいに口の中に溶けて行きます。
華やかでエレガントな味わいで、リンクウッドの質の良さを改めて実感させてくれるシングルカスク。
(以上、メーカー資料より)
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