※必ずお読みください※
今回選定した一樽、CASK no.3551は、2023年8月に秩父蒸溜所を訪問し、カスクサンプリングを行い、ボトリングをさせていただきました。
2014年蒸留のヘビリーピーテッド(コンツェルト種)原酒を、秩父蒸溜所で使用されたセカンドフィルのバーボンバレルで約9~10年間熟成された原酒で、シングルカスク・カスクストレングスで瓶詰されました。
一樽毎に表情や個性が異なるのがシングルカスクの大きな魅力です。シングルカスクは森の中で黄金の果実を見つける旅のようなものです。
蒸留所は「秩父蒸溜所」という森の守護者、我々はその森に入ることを許された探求者です。森の中で見つけることが許された、一つの黄金のオークの実。そのどんぐりの奥に広がる、森の成長と新たな胎動をも感じていただける一樽を選定致しました。
貴重なシングルカスクの持つ個性を是非お楽しみください。10年近い経年を経て、どこか風格とピートスモークによるより一層の複雑さを感じさせ、時間経過で果実様が開いていく展開力を持つ素晴らしい秩父。
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With the great help by the Chichibu Distillery, we are able to bottle an exclusive cask for Shinanoya as single cask / cask strength. This whisky is a genuine Japanese malt whisky was distilled at the Chichibu distillery, produced in conformity with the definition for Japanese whisky established by JAPAN SPIRITS & LIQUEURS MAKERS ASSOCIATION. The CASK no. 3551 was matured in Refill Bourbon Barrel is known as “2nd fill Bourbon Barrel” in Chichibu Distillery. Enjoy the Chichibu single cask. from Saitama, Japan
秩父蒸溜所様のご協力の下、信濃屋プライベートボトリングとして、特別な一樽をシングルカスク、カスクストレングスでボトリング致しました。
このウイスキーは、日本の埼玉県秩父市にある【秩父蒸溜所】で蒸溜されたシングルモルトジャパニーズウイスキーです。
◆Tasting note◇
香りは、パワフルながらどこか落ち着きを感じさせる。お香と甘いウッディさ、ピートスモーク、ミルクシャーベット、和三盆、広葉樹の森、サウナ、ミント。次第にキウイやシロップ漬けの和梨。
口に含むと、溶け込んだピートスモークが広がり、落ち着いた柔らかい甘さ、キウイ、グレープフルーツ、和三盆やアーモンドミルク。ピートスモークを伴いながら余韻にかけてフルーティーさが際立ち、キウイフルーツ、日向夏、ジンジャーのスパイシーさ。
時間をかけて向き合うことでピートスモークの奥から果実が溢れ出す。
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)
世界各地で創業されていくクラフトディスティラリー。日本のマーケットにおいてそのパイオニアと言えるのが肥土伊知郎氏率いるベンチャーウィスキー・イチローズモルト。