日本市場向けのエクスクルーシブボトリングです。バーボンバレル原酒50%とリフィルバーボンバレル原酒50%で構成され、甘さと滑らかな口当たりを引き出すため50度に加水してボトリングされています。
バーボンバレル由来のバニラ香と原酒由来のフルーツ香、そして奥行きのある穀物様の甘みがバランスした、透明感がありながら溢れる豊かな旨味を感じることができます。
コンデンサーにワームタブを用いることにより、スペイサイドモルトとしては程よい厚みのあるボディを備えた、華やかながら飲み応えもある味わいが特徴です。
日本市場向けで初のオフィシャルボトル。
▼テイスティングコメント▼
色:ブライトゴールド
香り:バニラ、レモン、麦の粒、砂糖がけグレープフルーツ、草原の風、果樹園、若葉
味:透明感がある豊かな甘さ、レモンケーキ、温かい麦の香ばしさ、メレンゲ、シトラスキャンディ、ウェハース
BALLINDALLOCH Distillery
(バリンダロッホ蒸溜所)
2014年にスペイサイドで創業した家族経営の蒸溜所です。創業者のガイ・マクファーソン・グラント氏はこの地に長く居を構えるマクファーソン・グラント家の一族で、現在はバリンダロッホ城の23代当主を務めています。
(創業者 ガイ・マクファーソン・グラント氏)
マクファーソン・グラント氏はかねてより自らが生まれ育った地で地元の原料を使ったウイスキーづくりをしたいと考えており、自分の目が行き届くことを重点に置いた小規模の蒸溜所を設立しました。
しかし、ウイスキーとしての熟成を重んじる信念から、製造したウイスキーをニューメイクやノンエイジでリリースしなかったため、バリンダロッホのウイスキーはこれまで一切リリースされることはありませんでした。
そしてこの度、これまで仕込んだウイスキーが長い眠りを経て満足する水準まで熟成が進み、晴れてオフィシャルシングルモルトとしてリリースされることとなりました。シングルヴィンテージのスモールバッチとしてのリリースとなるため、製品にはしっかりと熟成した原酒のみを使いたいという氏の信念を垣間見ることができます。
バリンダロッホ蒸溜所ではエステート内で収穫された春大麦のみを使用しています。年間生産許容量は10万リットルとスペイサイド地域では最小規模で、木製ウォッシュバックや1対の小型のポットスチルといった伝統的な設備と製法でシングルモルトを製造しています。また、一般的なコンデンサーの代わりにワームタブを用いることにより、華やかな香りを持ちながら程よいボディ感を備え、長期の熟成にも耐え得るニューメイクを仕上げている点も大きな特徴です。
熟成には同様に伝統的なバーボンカスクとシェリーカスクが主に用いられ、蒸溜所敷地内のダンネージ式ウェアハウス並びに同じ地域にある貯蔵庫でじっくりと時を重ねます。
(以上、メーカー資料より)
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