野から立ち昇るひとすじの煙。
よりまっすぐに、より豊かに。
2020年、三郎丸蒸留所は従来のハイランド地域の内陸のピートとアイラ島の海のピートの2種類の仕込みを行いました。内陸のピートはアイラ島のピートに比べ、スモーキーさがストレートで力強く、乾燥した木を燃やしたような乾いたニュアンスをもっています。そして、この年に導入された木桶により独自の乳酸菌による多様な発酵がおこなわれるようになり、フルーティーさとモルティさが両立しています。三郎丸Ⅱから続く内陸ピートの到達点をお確かめください。
(コメント 三郎丸蒸留所 稲垣貴彦 氏)
三郎丸蒸留所
-Saburomaru Distillery-
三郎丸蒸留所は、文久2年(1862年)創業の若鶴酒造の敷地内にあります。
若鶴酒造では冬に日本酒を仕込み、夏にウイスキーを蒸留してきました。
そのため年間の生産量は限られていますが、 昔からの伝統であるヘビリーピーテッドの麦芽を用いてこだわりのウイスキーをつくってきました。
世界初鋳造製ポットスチル「
ZEMON」。
ZEMON(ゼモン)は400年の歴史を持つ高岡銅器の梵鐘の製造技術から生まれた画期的な蒸留器です。
銅と錫の2つの効果でよりまろやかで高品質な蒸留酒の製造を実現します。
ウイスキーのみならず、さまざまな蒸留酒の製造に適します。
(以上、オフィシャルサイトより転載)