BUSHMILLS
BLACK BUSH
オロロソシェリー樽とバーボン樽で最長7年長期熟成させたモルト原酒を80%以上使用し、少量生産のグレーンウイスキーとブレンド。シェリー樽熟成由来の熟した果実の香りと重厚な味わいが特徴です。[モルト原酒80%]
▼テイスティング・コメント▼
香り:円熟した濃厚な香りからすぐに軽やかでスパイシーなフルーツケーキのような香りに変わる。
味わい:奥深い味わいが舌の上で湧き立ち、喉の奥へと広がる。口当たりはシルキーでスムース。シェリーの甘さも心地いい。
余韻:芳醇で甘い余韻が長く続いていく。シェリー樽由来の力強さとモルト自体のやわらかさがバランスよく調和する。
アイルランド島の北端、冷たい海に面したイギリス領北アイルランド・アントリム州。この地に立つブッシュミルズ蒸溜所は、1608年創業※とも言われるアイリッシュウイスキー最古の蒸溜所のひとつです。
アイリッシュウイスキーの伝統的な製法である3回蒸溜を守り、モルト原酒の原料には100%アイルランド産のノンピート麦芽を使用することで、軽やかでスムースな口当たりを実現。それでいてモルトの味わいがしっかりと感じられるのが特徴です。
アイルランドで1850年代に麦芽税が施行されると、多くの蒸溜所では未発芽大麦を使用するようになりましたが、ブッシュミルズは大麦麦芽(モルト)にこだわり続けています。
※1608年、当時のイングランド国王ジェームズ1世が、現在ブッシュミルズ蒸溜所のあるアントリム州の領主サー・トーマス・フィリップスに蒸溜免許を与えた記録が残されています。なお、公式には“The Old Bushmills Distillery”が1784年に登録されています。
(以上、メーカー資料より)
|