今回第13弾目としてボトリングされたのは、ダルユーイン1997年蒸留23年のホグスヘッド熟成。
本ラベルの主題は、ウイスキーエージェンシー社でかつてリリースされていた「FACE」のシリーズに準じて、「JAPANESE FACE」と題し、「三面の阿修羅 像 」を選定致しました ラベルに使用した「三面の阿修羅 像 」は、京都を拠点にご活躍されている、京都の町絵師「
絵師 冬奇」氏(
https://eshi-fuyuki.jp)により、本ラベルの為に描いて頂きました。
ダルユーインは、若い原酒の頃は素朴さを持ちながら立体的な味わいや複雑な要素を持っており、少し気難しい部分も見られることがあるウイスキーですが、時間が経過するにつれて、徐々にその硬さが崩れて、エステル化、甘みに 変わっていき、今回のウイスキーのように、パイナップルや熟したシナノゴールド(黄色い林檎)の黄色系フルーツが現れた仕上がりになります。
中長期熟成の飲み頃を迎え、和シリーズらしいフルーティーさを感じていただける一本です。是非、お楽しみください
---Tasting Note ---
香りは、華やかで溌剌とした黄色系フルーツ。金木犀を伴いながら、パイナップル、パパイア、日向夏やホワイトグレープフルーツ、カリン。スーッと鼻に抜けていくハーブのカランコエの花、レモンバーベナ。
口に含むと、フルーティーさが広がり、ドライパイナップル、パパイア、ホワイトグレープフルーツ、次第にういろう、クリームサンド、レモンカード、ビタミン剤、バーベナ。
フィニッシュはややドライで心地良く続き、徐々にスパイシーさが際立っていく。
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)
ドイツが生み出したいわずと知れたボトラー界の人気ブランド。創業者カーステン・エールリヒ氏の樽選びは、多くのモルトファンのみならず、今やTWAのボトルは世界的な争奪戦になるほど人気が高騰し、業界の重鎮たちも認める安定感で、近年で最も信頼できる世界を代表するボトラーとなりました。