PX カスクには層状の複雑さと滑らかな舌触りが生まれています。 麦芽をピートスモークしてから、近くのキルブライド川の水で蒸留し、アメリカンバーボン樽で熟成させます。
その後、スピリッツは19世紀スタイルのクォーターカスクに移され、ウイスキーにベルベットのような舌触りが加わります。ここから、スコッチはペドロヒメネスのシェリーバットで仕上げられ、木の豊かな特徴が引き出されます。
ピートスモークと海藻の有名な荒々しい風味を代表するPXカスクには、レーズン、サルタナ、リコリスの香りが引き立ちます。そのまま飲むか、水を少し加えてナッツのマジパンの香りを引き出します。
(オフィシャルサイトより引用)
静かで美しい入り江から世界のスモーキーは生まれる。
アイラ島はスコットランドの西岸沖、インナーヘブリディーズ諸島の南端に位置する。淡路島よりやや大きく、そこに9つの蒸溜所とひとつの製麦工場がある世界でも珍しいウイスキー島だ。ウイスキーの聖地とまで表現されたりもする。
ラフロイグ蒸溜所は島の南部に位置する。「ラフロイグ」とは“広い入り江の美しい窪地”を言うゲール語だが、その風光明媚さはスコットランドの蒸溜所の中でも1、2を争う。
創業は1815年。19世紀後半からブレンデッドウイスキーに多大な貢献してきた。力強い酒質は伸びがよく、フレーバーの特色を生むために、あるいは隠し味として、スコッチのブレンダーたちにとって重要なモルトウイスキーでありつづけている。
さらには20世紀初頭のアメリカ禁酒法時代には薬用酒として輸出されていた。アメリカ当局が、薬品のような香りの「ラフロイグ」は薬用効果があると認めたからである。
こうした香味特性と歴史的エピソードが、長らく“好きになるか、嫌いになるか”のイメージを与えつづけたともいえよう。
(メーカー資料より)
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