フェノール値10ppmのライトピート麦芽で造ったニューポットを1stフィルのバーボン樽に詰め8年間熟成。バーボン樽由来の甘い香りとピート麦芽の軽いスモーキーさが特徴のウイスキーです。
江井ヶ嶋酒造
兵庫県明石市に位置する
江井ヶ嶋酒造。歴史は長く、大正8年(1919年)に製造免許を取得し、長年、英国産麦芽を原料に小さな蒸留所からスコッチタイプのウィスキーを世に送り出し、 ウィスキー造りの長い歴史と技術を培い、今に継承しいます。
そのウィスキーつくりは基本的には清酒造りのない夏場の2ヶ月間(7月、8月)しか行なわれず、世界で唯一、杜氏がウィスキーの生産を行なうという極めて珍しいスタイルでもあります。
それ故、ジャパニーズウィスキーのなかでも
酵母による醗酵の過程に非常に気を配っており、その結果として和食にも合う、繊細さを感じさせる原酒が生まれる一助ともなっています。 また、江井ヶ島のもう1つ特徴がの海岸に面し、瀬戸内海を眼前に望む、
日本で最も海に近い立地であり、アイラ島の蒸留所を彷彿とさせる魅力的なテロワールにあります。
そして、瀬戸内海沿岸は柑橘類が盛んな地域でもあり、
仄かに感じられる柑橘フレイバーといえる軽快でフレッシュなキャラクターもハウススタイルとなっています。