東京で採れた秋の香り、キンモクセイ
今年は温暖化のせいか、金木犀の花咲きも少し遅かったように思えます。いつ咲くのか、本当に咲くのか?そわそわ待っていると、寒くなってきた山の方から徐々に秋の香りが広がってきました。
奥多摩、青梅や町田など、都内各所で少しずつ、毎年採らせてもらっているのですが、ビルが多い都会の中にいると、どうしても忘れがちな季節の移り変わりを、金木犀の花を摘みながら感じています。虎ノ門蒸留所も四回目のキンモクセイ、トーキョーローカルなお酒が今年も出来ました。
金木犀の花が散り始めて秋の香りが終わる頃、手作業で丁寧に採取し蒸留することで、その香りをボトルに閉じ込めます。いつものようにソーダ割も良いですが、香りそのものを楽しむならストレートで飲むのもおすすめです。