今回御案内させて頂く一樽は、日本の名水100選に選ばれる郡上八幡の地で、スピ リッツとアブサンを製造するアルケミエ辰巳蒸留所とのコラボレーション商品です。
国内外の業界人や愛好家の心を魅了する蒸留家、辰巳祥平氏との2021年7月の肉トリュフジン以来、およそ三年ぶりの久しぶりのリリースです。
今回は、ウイスキー樽で熟成させた「カスクエイジドジン」になります。2021年5月に弊社プライベートボトルで使用したKOVAL空樽(114リットルのちび樽)を辰巳蒸留所へ。 この空樽と相性の良さそうなボタニカル原酒(主に、オレンジ/薔薇/マンゴー)をカブト釜蒸溜器で蒸留、ブレンドし、2024年7月までの3年間以上の期間樽熟成させました。 その後アメリカンウイスキーに倣って50.5度(ボルドインボルド)で加水後瓶詰しました。
カスクエイジドジンながら樽からの影響は強すぎず、液色はペールイエロー。香りや味わいは、複雑 カラフル。様々な色や表情を目まぐるしく変化する。万華鏡のようなジンが出来上がりました。
犬啼谷の冷たい空気が一緒に運んでくる、魂を揺さぶる何か。それを一瞬のうちに閉じ込める蒸留という仕事への飽くなき好奇心。
意慾的な好奇心の行く末に生まれたこの実験的なジンを是非自由な気持ちで楽しんで頂けたら幸いです。
前回リリースボトルの貴重な仕込み映像はコチラから!
【永久保存版】
アルケミエ辰巳蒸留所のジンが出来るまで。
信濃屋食品さんのプライベートボトル蒸留に密着!!
(Bar studio TV byミヤモリ)